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教育学科の山田ゼミの学生らが、生命の成長をイメージしたオブジェを制作し、「リゾ鳴尾浜」のエントランスに設置しました。インパクトのある作品がお客さんの話題に。

2012/11/05

 文学部教育学科の山田隆ゼミ(工作)の3、4年生の学生18人が、生命の成長をイメージした大きなオブジェを制作し、「リゾ鳴尾浜」のエントランスに取り付けました=写真右=。エントランスは、インパクトのある、不思議な空間になっており、お客さんの話題になっています。

5カ月、延べ100時間以上をかけて制作
 本学の南2.5キロにある複合スパリゾート「リゾ鳴尾浜」(西宮市鳴尾浜3)から今年5月、本学に「エントランスの装飾が古くなったので、学生が新しいオブジェを制作されませんか」と提案がありました。教育学科の山田隆講師(図画工作研究)ゼミの3、4年生の学生18人と助手の山下彩さんらが提案を受けて、5カ月、延べ100時間以上をかけて、オブジェを制作しました。

生命の躍動を表現
 作品のタイトルは「BIRTH」。青色の貝の中から、約100個の黒赤色の泡(球体、直径数㎝から1.2m)が高さ約15mのところまで舞い上がっている形状で、生命が誕生して、成長していく姿を表現しています。生々しい色は生命の躍動を表しており、インパクトのある、異様な空間を作り出しています。
 球体は、風船にラップを巻き、針金で補強し、その上から毛糸を巻き付け、ニスを塗って乾燥させた後、風船を取り出しました。10月30日、学生らが12時間がかりで、吹き抜けのエントランスの上部にあるテラスの手すりなどから球体をワイアで吊り下げるなどして、レイアウトしました=写真中=。

制作した教育学科4年の鶴田あずささん(写真左の左側)の話「とにかく、お客さんが驚くような作品を作りたいと思いました。気持ち悪いと思う方や綺麗と思う方、また生命の躍動を感じる方など、人それぞれの感じ方をしていたけたらいいと思います」
同4年の濱崎真実さん(同右側)の話「最初は出来上がった球体がすぐに壊れるなどしましたが、みんなで知恵を出し合って、軽くて、壊れにくい球体を制作しました。貝から泡が誕生し、舞い上がるような感じにするのに苦労しましたが、思うような仕上がりになりました。多くの方に見ていただければ嬉しいです」

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