「昔話のテーマは西洋は正義、日本は道徳が多い」。交換留学生13人が文学、文化、ファッションなどをテーマに、本学での学習成果を日本語で発表しました。
2012/12/18
海外協定校のセントラル・ランカシャー大学(イギリス)、マードック大学(オーストラリア)、韓南大学(韓国)、山東大学・威海(中国)から来日している交換留学生13人が本学での学習成果を日本語で発表する「日本語発表会」が12月17日夕、本学中央キャンパスのマルチメディア館で開催されました=写真左=。会場には教員、学生ら約30人が集まりました。
セントラル・ランカシャー大学のジェニファー・グレゴリーさんは「昔話」というタイトルで発表=写真中=。武庫川女子大学の学生20人に実施したアンケート結果を提示し、「好きな日本の昔話は何かと尋ねたところ、『かぐや姫』『花咲かじいさん』『桃太郎』が上位になりました。一方、西洋の昔話では『不思議の国のアリス』『シンデレラ』『リトル・マーメイド』を挙げた人が多かったです」と報告しました。日本と西洋の昔話を比較しながら共通点や相違点を分析し、「昔話のテーマは、西洋は正義になることが多いが、日本は道徳が多い」と指摘しました。
韓南大学のホン・ジュヨンさんは「コーヒーとカフェの韓日比較」をテーマに取り上げました=写真右=。コーヒーが上陸した歴史や、日本と韓国のカフェの違いを紹介し、「これからは『くつろぎの空間』『交流できる空間』『集中できる空間』の3つの機能を併せ持ったカフェが求められます」と説明しました。
そのほか「イギリスのファッションと日本のファッション」「現代中国語の中の日本語」「心臓病の原因は何か」「天照大神」などのテーマで留学生は発表しました。