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カヌー部が「エコ親子カヌー教室」を武庫川河川敷で開催。五輪出場のOGや部員らが指導し、パラカヌー日本代表選手も応援に駆けつけました。

2013/06/09

 環境に優しい乗り物・カヌーに乗って、地球環境を見つめ直そう―。全学をあげて環境保全に取り組む環境宣言をしている本学のカヌー部は6月9日、「第5回エコ親子カヌー教室」を西宮市東鳴尾町の武庫川河川敷で開催しました。一般公募で参加した小学生と保護者ら約40人が、北京五輪で日本初の入賞を果たしたOGの鈴木祐美子選手と綱あづさ選手、カヌー部員らの指導でカヌーを楽しみました。

水面に歓声が飛び交いました
 開会式で松本裕史・カヌー部副部長(健康・スポーツ科学科准教授)が「今日は安全に注意してカヌーを楽しみながら、川に親しみ、環境について考えてください」とあいさつ。部員がカヌーについて説明や注意をした後、小学生や保護者らはライフジャケットを着て、レジャー用のカナディアン、ポロ艇カヌーなどに乗り込みました。小学生らは最初は恐々パドルを握っていましたが、部員らが指導すると上手に漕げるようになり、水面に歓声が飛び交いました=写真右=。

 乗艇後は、全員でゴミ拾いしながら河川敷をウォーキング。最後に、鈴木選手=写真中の立っている左側=と綱選手=同右側=が「甘いものをいっぱい食べると、満腹感で」必要な食事を取れなくなります」「旬の食べ物を食べましょう」などと、食事とエコ、健康に関する話を分かりやすく説明。カヌー部員らが考えたクイズを全員で楽しみました。カヌー教室は、鈴木、綱両選手が所属する「ベストアメニティ」の協力で開かれ、参加者には同社から五穀米がプレゼントされました。

世界選手権に出場する車椅子のカヌー選手も一緒に河川敷を清掃
 今年8月にドイツで開かれるカヌー世界選手権大会のパラカヌー女子200mスプリントに出場する中島明子さん=写真左=も、車椅子で応戦に駆けつけました。中島さんは器械体操の選手でしたが、7年前に交通事故で脊髄を損傷し、車椅子の生活になりました。障害があってもスポーツを続け、前向きに頑張ろうと、4年前からカヌーを始め、時には本学のカヌー部と一緒に練習することも。
 この日は、堤防から参加者に声援を送り、車椅子でゴミ拾いにも参加。「環境に優しいカヌーは、子どもや障害者にもっと親しんでほしいスポーツです。今日のようなカヌー教室は、カヌーの面白さを伝え、環境を考える良い機会になります。参加者の元気な姿に力をもらい、世界選手権大会では表彰台を目指します」と笑顔で話しました。

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