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甲子園会館ライトアップイベントを開催! これまでで最多の4800人以上もの来場者が、幻想的な光の世界を楽しみました。ジャンボ・クリスマスツリーは12月25日まで点灯。

2013/12/01

 国登録有形文化財や近代化産業遺産に指定されている歴史的建造物「武庫川女子大学甲子園会館」(旧・甲子園ホテル)とその庭園をライトアップするイベント行われ、これまでで最も多い4800人以上もの家族連れやカップルが、幻想的な光の世界を楽しみました。会館正面の2本のジャンボ・クリスマスツリー=写真中=は、12月25日まで毎日午後5時30分から8時30分にライトアップされます。

 このイベントは本学に建築学科が開設された2006年から始まり、今年で8回目。イルミネーションに約10万個の電球を使用し、そのうち約3万球を発光ダイオード(LED)にするなど、節電にも取り組みました。ツリーの照明は、ほぼ100%を学内の食堂から出た使用済みの天ぷら油を精製して作ったバイオ燃料で発電した電力でまかないました。

 30日午後5時25分に行われた点灯式では、糸魚川学長が「甲子園会館は83年前に建てられ、今でも美しさ、憩、楽しみを与えてくれています。2つの震災を思い、今も苦しむ人たちを勇気づけ、将来を見通す願いを込めて、建築学科の学生が中心となりライトアップの準備をしました」とあいさつ。同5時30分、キャンパス全体が消灯し、大河原学院長や学友会総務委員会委員長の大島美香さん、建築学科学生幹事長の橋本菜海子さんらが点灯スイッチを押すと、甲子園会館が鮮やかに浮かび上がり、ジャンボクリスマスツリーはオレンジ色の暖かい光に包まれました。広場に集まった来場者からは、大きな歓声があがり、携帯電話のカメラなどで写真を撮る人でにぎわいました。

 会館南側の日本庭園の照明演出は、建築学科1・2年生の学生が、演習の一環で担当。池にライトアップされた会館と今が真っ盛りの紅葉の樹木が映る姿=写真左=に、入場者はうっとりしていました。一帯を約150基の照明でライトアップし、会館前には学生が手作りした約200基の行灯を並べました。

 点灯式の後には、附属高校コーラス部の生徒約50人=写真右=が「ジングルベル」「荒野の果てに」などのクリスマスソングを歌ったり、音楽学部の卒業生や大学のジャズ同好会などの学生団体が演奏したりして、クリスマスムードを盛り上げました。

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