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武庫川学院創立75周年の祝賀会が2月25日、西宮市のホテルで催され、教職員、鳴松会代表ら約530人が学院の成長を喜び、ますますの発展を誓い合いました。

2014/02/25

 武庫川学院創立75周年の祝賀会が2月25日、西宮市の「ノボテル甲子園」で催され、教職員、鳴松会代表ら約530人が参列して学院の成長を喜び、さらなる発展を誓いました=写真右=。

 この日は附属中学・高校の他の催しなどもあり、教職員の全員は祝賀会に参列できませんでしたが、それでも同ホテル始まって以来最も参列者の多い集いとなり、本学院の発展ぶりがうかがえました。祝賀会は午前11時40分から、森池日佐子・音楽学部教授の司会で始まりました。

「80周年に向けて、学院のますますの発展を祈念します」と大河原学院長
 大河原量・学院長は「学院創立75周年を、教職員の皆さま方、卒業生の代表の方とともにお祝いし、喜びたいと思います。創立以来、公江喜市郎先生をはじめ多くの先人が築いてこられた伝統を引き継ぎ、さらに立派に成長させることができたのは、現職の教職員の皆さまのご尽力の賜物と、心から感謝いたしますとともに、敬意を表します。70周年のときに、80周年に向けての5つの戦略を立てました。折り返し点を過ぎたところで、その戦略を確認したいと思います。皆さま方の今後のご健勝、ご活躍と、学院のますますの発展を祈念します」と挨拶=写真中=。

「活躍する女性を育てれば日本は発展する」と糸魚川学長
 教職員を代表して糸魚川直祐・大学学長は「学院がこのように発展したのは、ひとえに校祖の公江喜市郎先生、2代目学院長の日下晃先生、そして現学院長の大河原先生の優れたリーダーシップの賜物だと信じています。そのリーダーシップのもとに、全学の教職員、卒業生が心を合わせて教育、学生・生徒の支援に励んできたことで、今日・この日があると思います。感謝の気持ちで一杯になります。これから、学生・生徒の数がどんどん少なくなって、大変な時代になります。日本の将来は暗いという指摘もありますが、それをカバーするのは女性を育て、女性の活躍できる場を設けることです。そうすれば、日本は発展すると報じられています。幸いにして、本学に対する女子高生の評価は高いという調査結果も出ています。『勉強ができる良い環境にある』という調査項目では、本学は全国15の大学の中に唯一の女子大学として入っています。これから、問題は山積していますが、教職員、卒業生が心を合わせて進みたいと思います」と団結を呼び掛けました。

「卒業生は教育目標を心に留め、精進します」と谷本・鳴松会幹事長
 卒業生を代表して、谷本敏子・鳴松会幹事長は「今や日本屈指の女子総合学園に発展しましたのは、学院当局、および教職員皆さまの誠実なるご努力の賜物と存じます。グローバル化や男女共同参画社会が急激に進む中、卒業生が社会でそれぞれの能力を発揮するために、学院は主体性、論理性、実行力を培うという教育目標を掲げ、推進しています。我々17万人の鳴松会員は、この教育目標を心に留め、心をつなぎ、学院のさらなる発展のために、精進いたしますので、これからもよろしくお願いします」と挨拶しました。

ラビーに姉妹がいた!?
 会の後半では、75周年を記念して制作された紅白のタオルを手にして、全員で学院応援歌「がんばれ 武庫川」を大きな声で合唱しました。松井徳光学生部長や健康・スポーツ科学部の田嶋恭江教授ら約20人が舞台に上がり音頭を取りました。壇上に本学のキャラクター・ラビーそっくりの、もう1羽の黒ウサギが登場。会場は一瞬、どよめき、「ラビーの姉妹?」「ラビーは双子だったの?」などとささやく人もいました=写真左=。

 最後は公江茂事務局長の音頭で、参加者全員が学院の発展を祈って万歳三唱をしました。

 参列者には、大河原学院長、糸魚川学長、藤原邦彦・附属中学・高校長、岩野康子・附属幼稚園長、大槻伸子・附属保育園長、大島美佳・大学学友会総務委員長、服部美紀・附属高校全校正副委員長会委員長のお祝いの言葉を記した冊子と「学院創立80周年に向けて5つの戦略テーマの取り組みについて」が配られました。

 祝賀会に先立ち、大河原学院長らは校祖の墓前に学院の発展を報告。「ノボテル甲子園」では永年勤続者の表彰などが行われました。

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