武庫女オリジナル「エコロジー白衣」を開発
2014/04/16
武庫川女子大学は、帝人が開発したポリエステル製品の循環型リサイクルシステム「エコサークル」を活用し、大学オリジナルのエコロジー白衣=写真=を開発しました。
開発には、本学の地球環境保全教育プロジェクトの奥野温子教授(材料科学研究室)らケミカルリサイクル専門部会のメンバーが協力しました。同プロジェクトは、本学で使用、販売される繊維製品について、「エコサークル」の活用による環境配慮型製品を共同開発し、利用やリサイクルによって学生への環境教育を実践する取り組みです。
エコロジー白衣は、再生ポリエステル繊維を25%使用し、着心地、女性らしいシルエット、腕まくりしやすい袖口、容量や角度にこだわったポケットなど作業しやすいデザインにもこだわりました。今後は、学生による着用感のリサーチやマーケッテング分析などを行い、その結果を反映した製品の共同開発を進めます。
製品は4月4日から、大学や短期大学、附属中学・高校で白衣を着用する機会のある学生・生徒に販売しています。不要になった白衣は回収して、別の衣料品に再生利用します。
白衣を試着した島田圭子さん=写真左=と福山さゆりさん(ともに生活環境学科4年)は「生地に伸縮性があって、着心地がいいです。デザインがきれいでいいですね」「生活環境学科では染色実習などで白衣を汚してしまって、後輩に譲ることもできないので、回収されてリサイクルされるのはありがたいです」と話しました。