食物栄養学科の学生が栄養の知識を活用したボランティア活動を始めました!
2014/06/05
食物栄養学科の福田也寸子ゼミは、ドナルド・マクドナルド・ハウスでミールサービスボランティアへの取り組みを始めました。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、難病などで自宅を遠く離れて入院生活をおくる子どもに付き添う家族のための滞在施設で、全国各地にあります。
5月2日、その一つ、大阪府吹田市の国立循環器病研究センターにほど近い「おおさか・すいたハウス」で、岩田絵理花さん(食物栄養学科4年)=写真左の左=、西馬美樹さん(同4年)=同右=と福田准教授=同中=が「カルシウム強化・ひじきクラッカー2種(チーズ入り・さくらえび入り)」を作り、ハウスの利用者のみなさんに提供しました。試行錯誤を重ねたレシピは、とても好評で「授乳中なので、カルシウムをとることができてよかったです」「体にも優しくてありがたかったです」などの感想が寄せられました。
感想を読んだ2人の学生は「すごくうれしいです」「次の機会も喜んでもらえるよう頑張ります」と今後への思いを話しました。
当日の様子は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・デャリティー・ジャパンのブログでも紹介されています。
(以下参加学生は全員 食物栄養学科4年生)
5月30日の第2回は、「食物繊維強化・おからの焼きかりんとう2種(ごま入り・ごぼう入り)を岩田絵理花さん=写真中の右=、大黒真奈さん=同左=が担当。第3回は6月2日の第3回は、「サクッともふっとビタミンEいっぱいクッキー2種(抹茶入り・かぼちゃ入り)を大黒真奈さん=写真右の右=、高嶋千佳さん=同左=が作りました。
2人づつでペアを組み、回ごとに1人が交替して、キッチンの様子などを伝え作業がしやすいように工夫しています。
今後の実施予定は次のとおりです。
第4回 7月18日(金) 高嶋千佳さん、森なつみさん
第5回 9月22日(月) 森なつみさん、田中愛梨さん
第6回 10月29日(水) 田中愛梨さん、西馬美樹さん
福田准教授は「栄養強化食品を考案するという経験は、管理栄養士を目指す学生たちが今後、科学的な視野を持って仕事を続けるよいモチベーション形成ができるでしょう。さらに病気と闘う子どもと家族への応援という社会貢献になるのであれば、幸いです」と取り組みについて話しました。