「第35回世界健康フォーラム2014・大阪」が「健康寿命をのばそう~生き方上手で元気に長生き~」をテーマに開催されました。
2014/11/13
「第35回世界健康フォーラム2014・大阪」(主催:NPO法人世界健康フロンティア研究会、共催:武庫川女子大学)が11 月 13 日、「健康寿命をのばそう~生き方上手で元気に長生き~」をテーマに、NHK大阪ホールで開かれました。
同研究会理事長で本学国際健康開発研究所の家森幸男所長が、「和食で世界を健康長寿に」と題して講演、世界各国で調べたデータを紹介し、米を主食、大豆、魚と野菜、海藻を副食として摂取し、和食の欠点である塩分の過剰とカルシウム不足を改めれば健康寿命が延びることを指摘しました=写真左=。
続いて、本学の看護学部・看護学研究科設置準備室長の阿曽洋子教授が「360°看護力で健康寿命」をテーマに講演しました=写真中=。2015年4月に本学に看護学部と大学院看護学研究科を開設することを説明。阿曽教授は「さまざまな健康レベルの人々に対しての支援と連携を行い、その人の健康レベルを維持していくための方策を考え、実践することが、本学看護学部のキーワード『360°看護力』です」「地域を元気にするには、何かに熱心に取り組む生活を推奨し、支援することが健康寿命を延ばすことになります」と話しました。
武庫川女子大学附属高校からは、スーパーサイエンスコース食育研究グループの3年生の西本千智さん、藤林留維さん、平馬優衣さんの3人が「中高生の食生活とエクオール」と題して研究結果を報告し、来場者の注目を集めました=写真右=。また、コーラス部が合唱曲「光よ」「百年後」を披露しました。
後半は、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん、歌手の加藤登紀子さん、NPO法人日本料理アカデミー理事長の村田吉弘さん、独立行政法人国立健康・栄養研究所健康増進研究部長の宮地元彦さん、家森さんの5人が、千葉商科大学教授の宮崎緑さんのコーディネーターで、「生き方上手で元気に長生き」をテーマにパネルディスカッションを行いました。