短期大学部英語キャリア・コミュニケーション学科1年生の企業研修がスタート

　武庫川女子大学短期大学部英語キャリア・コミュニケーション学科の1年生全員を対象にした今年度の「企業研修」が始まりました。
　研修は8月5日～11日、関西の7企業、1自治体の計8か所で実施。同学科の企業研修は、学生の職業観や社会性を養成し、自らのキャリアを考えるとともに、就職や目標達成へのモチベーションを高めることを目的に2011年度からスタートし、12年度からは本学アメリカ分校・MFWI(ワシントン州)留学中の10月、現地の企業見学・研修も行い、アメリカのキャリア教育を体験しています。

　株式会社ECC本社(大阪市北区)には5日、9人の学生が訪問=写真。法人渉外事業部の担当者から、会社概要や経営理念などを聞いた後、法人渉外事業部、ジュニア事業部、外語事業部、教育研究所などの各職場を見学しました。学生は、「講師を採用する基準や外国人と日本人の比率」「語学教材づくりにおいて心がけていること」「必要なスキル」「仕事のやりがい」など、各職場で積極的に質問をしました。ECCの担当者からは、「チャレンジをする姿勢や自主性を大切してほしい」などとアドバイスしました。

　企業研修を実施している同学科では、「学生たちにとって、入学後の早い時期から社会の現実と向き合い、将来について考え、夢をかなえるために今すべきことは何かを見極める良い機会になっている」としています。