健康・スポーツの学生が、陸上競技の種目別で全国優勝しました。
2016/06/27
第100回日本陸上競技選手権大会(混成競技)、第32回日本ジュニア陸上競技選手権大会(混成競技)が6月11~12日、長野市営陸上競技場で開催され、日本陸上競技選手権に西村莉子さん(写真左、健康・スポーツ科学研究科修士課程1年生)と、日本ジュニア陸上競技選手権に堂脇優香さん(写真右、健康・スポーツ科学科1年生)が出場しました。
西村さんは、七種競技やり投の日本最高記録を更新する54m47のビッグスローで種目別優勝。堂脇さんは、最終種目の800mで自己ベストを更新し種目別優勝を成し遂げました。
西村さんが陸上を始めたのは中学校1年生の頃。高校、大学と高跳びがメイン、立命館大学在学中の2年生の頃に本格的に七種競技に取り組むようになりました。本学の大学院へ進学したきかっけは、健康・スポーツ科学部の新井 彩講師とのつながり。
西村さんは「就職して競技を続ける予定でしたが、このままでいいのかと悩みもありました。昨年の冬に日本陸上競技連盟の強化合宿に参加した時、新井先生と再会したので悩みを相談し、武庫川女子大学の陸上競技部の練習を見学をすることに。指導体制が充実していることや頑張っている後輩たちの姿に刺激を受けて、大学院進学を決めました。最初は後輩たちが受け入れてくれるか不安でしたが、想像以上に楽しくて後輩もかわいいです。新井先生や上坂強化コーチ指導の下で、今は練習が本当に楽しいです」と話しました。
堂脇さんは小学校5年生の時、神戸市のスポーツ協会主催の試合に「走ることが好きだし、楽しそうだから出てみよう」と参加し、6位入賞という結果に手応えを感じたことがきっかけで陸上競技を始めました。
堂脇さんは「中学生の頃、十分な準備をしないまま臨んだ四種競技の試合で100mハードルがうまく跳べませんでした。そのことがとても悔しくて、頑張ろう!見返してやろう!と思いました。高校生の時に、高校の先生と新井先生が知り合いだったことから、実際に陸上競技部の大学生に混ざって練習をさせていただいたり合宿に参加させていただいたりしました。技術面での指導やサポートの手厚さ、オープンキャンパスに参加した時の大学の雰囲気の良さで武庫川女子大学への進学を決めました。目標は、大学生のうちに日本一になることです!」と話しています。
秩父宮賜杯第69回西日本学生陸上競技対校選手権大会(西日本インカレ)が7月1日~3日、京都市西京極総合運動公園陸上競技場で開催されます。西村さん、堂脇さん2人の活躍が期待されます。
◆結果の詳細は陸上競技部のfacebookへ
※七種競技とは:2日間で合計7種の競技(100mハードル、走高跳、砲丸投、200m競走、走幅跳、やり投、800m競走)を行い、その記録を得点に換算して合計得点で競う、女子の混成種目です。