「ヨドコウ迎賓館2016年ミニコンサート」に本学のマンドリン部が出演しました。
2016/08/09
芦屋市山手町にある国の重要文化財「ヨドコウ迎賓館」(旧山邑家住宅)=写真左=で8月7日、本学のマンドリン部によるミニコンサートが行われました。同館内での音楽の催しは初めてです。
ヨドコウ迎賓館は「近代建築の3大巨匠」の一人、フランク・ロイド・ライトが設計。実建築はライトの弟子である遠藤新と南信によって行われ、大正13年(1924年)に竣工しています。武庫川女子大学甲子園会館は遠藤新が設計、昭和5年(1930年)に甲子園ホテルとして竣工していることから、両建築物はライトや遠藤新を介した兄弟のような関係にあり、毎年、建築学科の1年生がフィールドワークの授業でヨドコウ迎賓館を訪れています。こうした縁で、ヨドコウ迎賓館の所有者である株式会社淀川製鋼所から甲子園会館にコンサート開催の相談があり、大学のマンドリン部(8月7日)と附属中学校・高等学校のオーケストラ部(9月25日)の公演が決定しました。
7日のコンサートは迎賓館3階の和室にマットを敷き、マンドリン部の学生14人が午前と午後の2回、公演を行いました=写真中・右=。「元気になれそう」(映画「魔女の宅急便」)、「エーデルワイス」(ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」)など、午前、午後それぞれ5曲を演奏。演奏後は「その楽器は重いの?」「もっとこういう機会をつくってほしい」など来場者と部員との和やかな交流もありました。
学生たちは「目の前にお客さんがいるので緊張しました」「歴史ある建物内で演奏でき、良い経験になりました」「演奏良かったよと声を掛けていただいたり、マンドリンなどの楽器に興味を持っていただけたりしたのがうれしかったです」と感想を話しました。
9月25日は附属中学校・高等学校オーケストラ部が、午前11時と午後2時の2回、ザ・ビートルズの楽曲や「上を向いて歩こう」などを演奏します。