スポーツセンターが栄養セミナー「からだは食べものでできている」を開催しました。
2017/06/15
スポーツセンターは6月15日、中央キャンパス東館E-302教室で栄養セミナー「からだは食べものでできている」を開催しました。旧・教育学科体育専攻の卒業生で管理栄養士の資格をもち、企業に所属してトップアスリートやプロチームの選手に栄養指導を行っている高梨麗さん(株式会社明治 広報部)を講師に迎え、「食事の役割・基本栄養素と食事・女子大学生の特徴」を柱として行われ、学生、教職員約40人が参加しました。
高梨さんはスポーツでよい結果を出すには、土台となる体力をしっかり整えることが重要であり、そのためには食事と睡眠が大切であること。トップアスリートとして活躍する人たちは、目標を明確にした上で栄養や食事の管理に取り組んでいることなど、実践的な内容を交えて話しました。
質疑応答の時間には「体を大きくしたいが、食事量だけでは結果が出ない。プロテインを入れるタイミングは?」「減量が必要な競技に取り組む選手へのアドバイスや対応方法は?」など、具体的な質問がありました。
また「高梨先生のアプローチは、個人に寄り添ったものだと感じるが、その方法は?」という質問には以前に担当していた五郎丸選手との関わりを交え「何をめざしてどうなりたいかを明確にし、後は本人の食べ物の好き嫌いや性格、生活などを聞き出してアプローチをし、ブレが生じたときには目指すものを再確認します」「スポーツ(競技)を知り、どのタイミングで疲れるのかを聞いたり、シーズンの流れを理解してピークにあわせたアドバイスをしたりします」ときめ細かな取り組みを話しました。