大学健康・スポーツ科学部と短期大学部健康・スポーツ学科の学生がマリンスポーツ実習を通して地域交流しました。
2017/09/13
健康・スポーツ科学部として毎年取り組んでいる指導者養成を目的とした沖縄県でのマリンスポーツ実習(9月5~8日)に、今年から「地域を知る、学ぶ」という目的を加え、そのテーマ別学習の一つとして、「地元の小学校訪問」を実施しました=写真左=。
実習地の国頭村(くにがみそん)教育委員会に紹介していただいた辺土名(へんとな)小学校と奥間(おくま)小学校の2校に、本学の学生25人が分かれて実習しました。辺土名(へんとな)小学校では運動会を控えた時期であったこともあり、3年生と4年生の運動会練習に参加しました。純粋な児童ばかりで学生ともすぐに打ち解け、充実した練習となりました。児童は放課後も一緒に遊ぼうと学生を庭に連れ出し、リレー競争をするなど、時間ギリギリまで共に過ごすことが出来ました。
奥間小学校では児童があまり経験したことのない種目として、タッチフットボールとバレーボールを指導しました。対象は3~6年生で、3、4年生33人と5、6年生33人に分けて1時間ずつ2種目の指導を行いました。大学1年生ばかりでしたが、先輩が教育実習の為に作成したものを参考に、種目ごとの指導案を作成しました。それを事前に小学校に送り助言をいただき、修正して本番に臨んだこともあり、とても充実した指導が出来ました。両校とも純粋な児童に助けられながらも無事に取組を終えることが出来、双方にとって貴重な経験となりました。
マリンスポーツ実習に参加した86人の学生は、国頭村のオクマビーチで、隊列を組んで中距離を泳ぐ小遠泳、スキューバダイビング、ウインドサーフィン、シーカヤックの実技講習を行いました=写真中=。
テーマ別学習「地域を知る、学ぶ」では、前述の小学校訪問に加え、沖縄の環境変動と危機管理を学ぶグループ、沖縄の文化を学ぶグループに分かれて実習を行いました=写真左=。