本学の学生たちが中心となって進める団地再生を目指す「またあしたプロジェクト」の輪が広がっています。
2017/10/11
生活環境学科の鎌田誠史准教授の研究室(住環境・地域デザイン研)の学生が中心となり進めている芦屋浜高層団地の再生を目指した地域連携プロジェクト「またあしたプロジェクト」の活動が広がりをみせています。
学生たちは、住民にあまり使われなくなった団地の集会所を、高齢者や子育て世代、若年層(大学生)、子どもたちが多世代共助できる場として再生できるように、企画・デザイン・設計をし、4月に改修が完成しました。その集会所で住民主催のお月見会が10月6日に開催されました。メーンイベントとして教育学科の4年生の藤山千尋さんと庄司直子さんが絵本の読み聞かせを行い、夕方に開催された絵本の読み聞かせでは、約60人の子どもたちやその保護者が参加し、熱心に学生の読み聞かせを聞いていました=写真=。
藤山さん、庄司さんは本学の子どもと絵本研究部の部員でもあり、お月見に関連する絵本を情緒豊かに読み聞かせ、子どもたちを魅了し、住民の皆さんや、引率で参加した教育学科の佐野友恵講師からも高評価を得ました。
鎌田准教授は「今後も学科を越えて様々な先生や学生と協働(コラボレーション)しながらコミュニティーデザインを実践的に行っていきたいと思います!期待していてください」と話しました。