関西SDGsフォーラム「健やかな未来を創る関西からのアクション」のトークセッションに、健康・スポーツ科学科の幸野邦男先生が登壇しました。学生と為末大さんの座談会も。
2018/10/18
大阪府立男女共同参画・青少年センターで、10月16日に開催された、関西SDGsフォーラム「健やかな未来を創る関西からのアクション*」(主催:関西SDGsプラットフォーム)のトークセッションに、健康・スポーツ科学科の幸野邦男先生が登壇しました=写真①=。
「関西SDGsプラットフォーム」は、2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」おいて採択された「持続可能な開発目標:SDGs」の達成に向けて、関西の民間企業、市民社会や、大学・研究機関、自治体などが参加するプラットフォームとして設立。今回のフォーラムでは、課題解決にどう向き合うべきか、生活の中にどう関わってくるかなどをスポーツや医療、企業や団体の取り組みなどから理解を深めることを目指しています。
基調講演は「スポーツを通じた社会貢献~SDGsでひらく日本」と題し、スポーツ庁長官 鈴木大地さんが、「スポーツ立国」を目指しての取り組みを話しました。大学のNCAAの活動が、スポーツ文化の核となる事に期待を寄せました=写真②=。
トークセッション「健やかな未来環境を考える」第1部「ヘルスケア・スポーツの現場から」に登壇した幸野先生=写真④=は学生アスリートのスポーツ活動・学業・卒業後の進路をサポートするために、本学で取り組んでいるスポーツセンターや海外研修についてデータを交えて紹介。パネリストの為末大さん(元陸上選手、Deportare Partners代表)=写真⑤=からは、スポーツ選手が競技生活の経験を社会に役立てるためのプロセスについて、アドバイスがありました。
フォーラムの後、為末さんと本学学生3人、学生団体WAKAZO代表の座談会が行われました=写真③⑤⑥=。
眞喜志幸奈さん(健康・スポーツ学科4年)=写真③の左から2人目=は、海外研修で経験した「PITCH」(起業案のプレゼンテーション)について発表し、起業提案に取り組んだことから社会問題を考えることは楽しいと感じ、将来何をするか考えるようになったと話しました。為末さんからは具体的な提案のポイントについて質問やアドバイスがありました。
廣畑万季さん(同4年)=写真⑥=は、スポーツ選手で伸びる人の特性や年代による指導の違いと成果について尋ねました。為末さんは「シンプルに考えることができ、素直に受け入れる人の方が伸びる」と話し、年代別の指導についても持論を披露、話題が盛り上がりました。
*共催 : 読売新聞社 、 企画協力 : JICA関西
後援 : 大阪府・大阪市・関西広域連合・関西経済連合会・関西経済同友会・大阪商工会議所・ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会・2025日本万国博覧会誘致委員会
協賛 : 武庫川女子大学
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写真左上から①~⑥