【動画を公開しました】甲子園会館がライトアップ! 多くの市民が幻想的な光の世界を楽しみました。
2018/12/19
国登録有形文化財や近代化産業遺産に指定されている歴史的建造物「武庫川女子大学甲子園会館」(旧・甲子園ホテル)とその庭園をライトアップするイベントが11月24日に行われ、たくさんの市民が幻想的な光の世界を楽しみました。ライトアップのイベントは25日(午後5時~8時)も行われます。会館正面の2本のジャンボ・クリスマスツリーは、12月25日まで毎日午後5時30分から8時30分に点灯されます。
このイベントは本学に建築学科が開設された2006年から始まり、今年で13回目。イルミネーションに約10万個の電球を使用し、そのうち約6万球を発光ダイオード(LED)にするなど、節電にも取り組みました。ツリーの照明は、ほぼ100%を学内の食堂から出た使用済みの天ぷら油を精製して作ったバイオ燃料で発電した電力でまかないました。
24日午後5時15分から行われた点灯式では、瀬口学長が「今年は多くの災害にみまわれましたが、停電のさなか一筋の光が安心感を与えてくれました。今日は甲子園会館を開放しての光の祭典を、ぜひお楽しみください」とあいさつしました。その後キャンパス全体が消灯し、瀬口学長や建築学科学生幹事長の川口真緒さん(建築学科2年)、西宮の観光キャラクターみやたんと本学のLavyも加わり点灯スイッチを押すと、甲子園会館が鮮やかに浮かび上がり、ジャンボ・クリスマスツリーはオレンジ色の暖かい光に包まれました。広場に集まった来場者からは、大きな歓声があがり、スマートフォンのカメラなどで写真を撮る人でにぎわいました。
会館南側の日本庭園の照明演出は、建築学科1・2年生の学生が、演習の一環で担当。池にライトアップされた会館と樹木が映る姿に、入場者はうっとりしていました。
今年は甲子園会館で、NHK連続テレビ小説『まんぷく』の舞台「大阪東洋ホテル」の撮影が行われたことにちなんで、「大阪東洋ホテル」(甲子園会館正面にセットを施したもの)の写真を使った限定入館証を用意し、入場者にお渡ししました。
点灯式の後には、音楽学部1年生約30人がクリスマスメドレーを歌ったり、西ホールで、武庫川女子大学附属中学校・高等学校のオーケストラ部が演奏を披露したりして、クリスマスムードを盛り上げました。