武庫川女子大学と関西大学が包括連携協定を締結しました。

武庫川女子大学と関西大学が包括連携協定を締結するにあたり、11月28日、関西大学梅田キャンパスのKANDAI Me RISEホールで、本学の瀬口和義学長と、関西大学の芝井敬司学長による調印式が行われました。

  

両大学から約40人が参列する中、双方の学長が協定書に調印し、握手を交わしました。芝井学長は「これからの大学は他大学に開かれた存在になるべき。互いに手を結び、若い世代を育成するという共通の課題達成につなげたい」、瀬口学長は「ないものを補完しあうとともに、重なる部分は共同研究等で進化させ、教育・研究がより充実することを期待します」と語りました。

  

両大学の本格的な交流は2008年度、文部科学省の戦略的大学連携支援事業(GP)に採択された「臨床医工学・情報学」の教育システムを構築するプロジェクトを、ともに立ち上げたのがきっかけです。2016年度には、関西大学の先端科学技術推進機構との間で学術協定を結びました。最近では、平成30年度スポーツ庁委託事業「大学スポーツ協会（UNIVAS）創設事業（大学スポーツ振興の推進）」の一環として、バスケットボールの親善試合を行うなど、スポーツ分野でも交流を深めています。こうした実績を踏まえ、さらに教育・研究や産学連携、地域貢献など幅広い分野で互いの特長を生かそうと、今回の締結に至りました。

  

連携事業を推進するため、両大学間で連携協議会を設置し、具体的なメニューを検討します。すでに2019年度は、本学の学校教育センターで7月に開講する保育士試験対策特別講座の受講対象を、関西大学の学生に広げることが決まっています。今後は施設の相互利用や、入試広報での連携も図りたい考えです。