「第12回 森田杯・英文毎日杯 ペアで紹介する日本文化英語プレゼンコンテスト」で、英語文化学科4年生のペアが準優勝。英文毎日杯を獲得しました。
2019/01/08
「森田杯・英文毎日杯 ペアで紹介する日本文化英語プレゼンコンテスト」(主催:京都外国語大学外国語学部英米語学科、協力:文化庁地域文化創生本部、後援:京都市・毎日新聞社ほか)が昨年12月15日に京都外国語大学で開催され、本学文学部英語文化学科4年生の松井瞳さん=写真左の左=と本田諭美さん=同右=のペアが準優勝を獲得し、英文毎日杯が贈られました。「地域から発信する日本文化」をキーワードに全国規模で開催される同大会は12回目を迎え、全国から集まった応募者の中から、第1次、第2次予選を通過した10組が本選大会に臨み、それぞれ10分間で英語プレゼンを披露しました。
松井・本田ペアの演題は“Banquet on the River” (水上宴会の醍醐味)で、川床と屋形船にみられる水上宴会の文化が数百年にわたって受け継がれている秘密を探りました。「論理性重視の科学者」に扮して常に脳科学的な観点から論じる本田さんと、「理屈よりも感受性重視の女子大生」を演じる松井さんが互いに意見をぶつけ合い、科学的でありながらユーモアあふれるプレゼンを披露しました。会場からは何度も大きな笑いが起きるなど、そのユニークな演出と優れたプレゼン技術が高く評価されました。
準優勝を受けて松井さんは、「卒業を控え、思い切って挑戦しました。このような賞を頂けて本当に幸せです。後輩のみなさんも、挑戦することを恐れず、有意義な学生生活を送って欲しいです」と話しています。ペアを組んだ本田さんは「昨年優勝をいただいた香港杯大会とは異なり、今回はペアだったので、個人発表とはまた違った難しさや面白さがあり、多くの学びがありました。予選応募からステージ演出まで熱心にご指導くださった清水先生、練習を共にした清水ゼミの仲間=写真右=、そしていつも応援してくれた皆さんのお陰です」と笑顔で受賞を振り返りました。
指導にあたった英語文化学科の清水利宏准教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)は、「予選応募の時から、今回はとにかくお客様に笑って楽しんでいただくことを目標にしました。そのため、二人の完璧な掛け合いのための演出指導に多くの時間を割きました。狙い通り本選会場にわきあがった笑い声は、二人への最高の称賛となったはずです。今回の受賞は、英語文化学科の高い英語発信力の一端が評価されたといえるでしょう」と喜んでいます。
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