生活環境学科の学生らが携わる「またあしたプロジェクト」が「人間サイズのまちづくり賞」奨励賞を受賞!
2019/01/22
兵庫県が主催する第20回「人間サイズのまちづくり賞」のまちづくり活動部門で、生活環境学科が関わってきた芦屋浜高層団地集会所を中心とした団地再生の「またあしたプロジェクト」が奨励賞を受賞しました。
「人間サイズのまちづくり賞」は、兵庫県が、県民の参画と協働による“人間サイズのまちづくり”を推進するため創設したもので、優れたまちなみや建築物および功績のあった団体等を顕彰しています。
「またあしたプロジェクト」は住民と兵庫県住宅供給公社、そして武庫川女子大学の地域連携の実践的プロジェクトです。多世代が相互に関わることができる「場のデザイン」とコミュニティーマネジメントを行うことを目的に活動を進め、域学連携で再生が実現しています。
3年前から芦屋市南部の芦屋浜シーサイドタウンに位置する芦屋浜高層団地の集会所を多世代交流スペースとして再生する活動に生活環境学科の学生や教員らが携わってきました。団地近隣の幼稚園が廃園となり不要となった約2000冊の絵本を活用した場所づくりや、子どもからお年寄りまで多世代で使える場所づくりや、共助的活動に参加できるようになるために、住民参加型ワークショップなども企画。
プロジェクトでは、単なる空間のデザインではなく、住民のネットワークを広げながら新しいコミュニティーを形成するため企画や設計、工事に至るまでワークショップを織り込みながら常に住民参加できる機会を設けた点や住民と学生が協働しながら担い手の発掘やルールづくりなどのコミュニティーマネジメントについて企画・運営を進めている点など、特色のある試みを行っており、今回その活動が認められ受賞しました。