「第3回 研究成果の社会還元促進に関する発表会」が開催され、本学教員10組が研究成果を披露しました。
2019/02/26
教育研究社会連携推進室が主催する「第3回 研究成果の社会還元促進に関する発表会」が2月22日午後、中央図書館2階グローバル・スタジオで開催されました。
始めに教育研究社会連携推進室 大坪明室長から「本発表会は研究成果を広く知ってもらい、実社会での活用につながる機会となることを目的としています。口頭発表後は、ポスターの前で発表者との質疑応答を含め、交流も深めてください」と趣旨説明がありました。続いて奈良女子大学 研究院 生活環境科学系 衣環境学領域教授の才脇直樹先生が、基調講演『女子大がリードするオープンイノベーションと未来社会』を行いました。
その後『健康・医療』、『文化・スポーツ振興』『産業振興・地域活性』の3つのテーマについて、本学の教員10組が研究成果を発表しました。
会場には企業や自治体の関係者を含め約60人が参加しました。発表の後には、各発表者のポスターセッションが行われ、発表者が共同研究者や学生とともに、参加者と熱心に交流する姿が見られました。
【発表内容】
①笑顔が繋がる体幹体操プロジェクト―2018年度の活動報告―
健康・スポーツ科学科 講師 穐原 寿識
②子どものホームケア情報を提供するスマートフォン対応ホームページの開設―29施設の小児科クリニックと提携した直接的介入―
看護学科 助教 植木 慎吾
③小学生の体力向上を目指して―元気アップチャレンジカードと校歌ダンスで豊かな未来を創造する―
健康・スポーツ科学科 教授 長井 勘治
④武庫之荘の木造賃貸アパートの学生のデザインによる改修―3大学(武庫川女子大学 大阪大学 関西学院大学)合同プロジェクトにおける成果の報告―
生活環境学科 教授 岩田 章吾
⑤西宮市の食品・飲料産業活性化策に関する一考察―研究開発に関する産業界の実態と意向、及び共用の研究開発施設の波及効果―
生活環境学科 特任教授 大坪 明
社会科学系学部設置準備室 教授 高橋 千枝子
⑥地方創生をテーマにしたプロジェクト・ベースド・ラーニングの試み―河内長野市の産品ブランド開発に関連する産官学連携プロジェクト―
情報メディア学科 教授 大森 いさみ
⑦小豆島土庄町の「移住者」の現状把握と移住促進に向けた調査研究
生活環境学科 講師 水野 優子(代表)
⑧保健機能食品の開発を目指した食素材および加工法の探求―古きを探求し、新しきを創出する―
食物栄養学科 准教授 有井 康博 、 助手 西澤 果穂
⑨きのこの発酵能による機能性食品の開発―発酵の力で消化・吸収性、栄養性、機能性をアップさせた食品が作れる!―
食物栄養学科 教授 松井 徳光
⑩大阪府豊能町における“健康まちづくり”の試み―2018年度の活動報告と2019年度にむけて―
生活環境学科 教授 三好 庸隆