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阪神バス、兵庫県警、本学 教育学科(藤井ゼミ)、情報メディア学科 (肥後ゼミ)の共同プロジェクトのラッピングバスが完成し、発車式が行われました。

2019/04/09

 阪神バス、兵庫県警との共同プロジェクトとして、教育学科 藤井ゼミ4年生(川口彩里・木村悠希)、情報メディア学科 肥後ゼミ3年生(津島青依・小島愛・浜中春菜・御園友里・山村美卯・吉賀美那・和泉多紀・加藤萌・山下桃実・松井美樹・村中葵)による「交通安全啓発」を目的としたラッピングバスのプロジェクトが完了。完成したバスの披露を兼ねた発車式が、48日、阪神甲子園駅前広場にて行われました。

 発車式にはプロジェクトに携わった学生、藤井ゼミのバスデザインに可愛らしい絵を提供してくれた附属幼稚園・保育園の園児たちが参加。バスの発車前には、武庫川女子大学バトン・チアリーティング部が会場を盛り上げました。

 記念撮影の後、2台のバスは白バイ隊に先導され甲子園駅前を出発。中央キャンパスを経由し、再び甲子園駅前に戻る特別運行が行われました。

 このラッピングバスのプロジェクトは、昨年度後期より開始されました。藤井ゼミのバスは「横断歩行者の保護」をテーマに、肥後ゼミのバスは「STOP飲酒運転」をテーマに取り組んできました。

 藤井ゼミは教育の視点から社会におけるアートの役割を模索してきましたが、附属幼稚園・附属保育園の子どもたち約160人が描いた絵をすべて配した構成とし、その笑顔とともに、交通安全の輪が広がることを願って制作しました。

 肥後ゼミは国内外の啓発ポスターの事例を調査するとともに、飲酒運転の発生する心理的要因について理解を深めました。その結果、飲酒運転がいかに恥ずべき行為であるかをドライバーと周囲の人達に「再認識」してもらうことをコンセプトとし、イラストレーションを中心としたデザインに仕上げました。

 2台のバスは、実際の路線バスとして使用されます。藤井ゼミによるデザインのバスは、阪神線(武庫川団地線、鳴尾浜線、高須東線、浜甲子園線など)、肥後ゼミによるデザインのバスは、尼崎市内線(12番、13番、14番、15番など)を走ります。今後約5年間は運行を続けるということです。

(教育学科 教授 藤井 達矢、情報メディア学科 准教授 肥後 有紀子)

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