ホームカミングデー「鳴松会の日」の行事が行われ、卒業生が集いました。
2019/05/26
ホームカミングデー「鳴松会の日」の行事が5月26日に行われ、卒業生が集いました。
1944年3月、武庫川高等女学校の第1回の卒業式が行われ、当時の卒業生の希望により同窓会が発足しました。当時の学院長・公江喜市郎先生が、学院歌に歌われている「鳴尾の里の松」にちなみ「鳴松会」と名づけました。今年で鳴松会は設立75周年を迎えました。会員数は19万人を超え、同窓会の絆は年々強くなっています。
午前10時から公江記念講堂で総会が開かれました。
続いて、シンポジウム「社会に貢献していく食物栄養学科―活動の方向性」が公江記念講堂で開催されました。
シンポジストとして福尾恵介教授、前田佳予子教授、福田也寸子教授、コーディネーターとして高橋享子教授が登壇し、健康長寿のための食習慣や在宅栄養、地域企業との連携などについて発表しました。
高橋教授は「2020年4月、生活環境学部食物栄養学科は改組し、これまでよりも予防栄養・医療栄養にさらに力を入れ管理栄養士を育成する食物栄養学科と、製造・加工・製品・流通など食産業界で活躍する人材を育てる食創造科学科の2学科編成で、食物栄養科学部として独立する予定です」と話しました。
懇親会では、大河原量学院長が「2020年には食物栄養科学部に加え、建築学部や経営学部の3学部の開設を予定しています」とあいさつ。卒業生らは弁当を食べながら懇談し、懐かしい話に花を咲かせました。
懇親会後は、ミニ講演会の聴講や学舎見学、歓談と、思い思いに母校に想いをはせながら過ごしました。
◆ミニ講演会
「食の安心安全―健康食品」 松浦寿喜教授
「いきいき栄養学ワンポイント講座 何を、どれだけ、どう食べる?-栄養クリニック」
上田由美子准教授、田中弥生教務助手