国際教育の一環として、教育学部教育学科で「世界一大きな授業」が行われました
2019/07/04
国連において設定された「持続可能な開発目標(SDGs)」の一つである「世界中の子どもが学校に通えるように(No one must be left behind!)」という目標への実現に向けて、日本の教育協力NGOネットワークや多くの国々のNGOが協力して世界で同じ時期に、ほぼ同じ内容の授業を行う「世界一大きな授業」が教育学部教育学科の授業やゼミで行われました。
「世界一大きな授業」は2003年から始められているもので、2008年には世界で885万人が参加し、ギネス登録もされています。今回の授業では「世界のこどもの10人に1人(約6,400万人)が小学校に通えていない」こと等、依然として続いている厳しい状況をクイズとビデオで学びました。
授業を受けた学生からは、「学校に通えない子どもたちが世界には沢山いるけれども、その理由が色々あることに驚きました」「私たちは当然のように教育を受けていますが、小学校の教育も全く受けられない世界の子どもたちの現状をあらためて知って、ショックを受けました。自分たちにできることを考えていくことが大切だと思いました」等の感想が寄せられました。
教育学科は、今年度から文学部教育学科から教育学部教育学科となり、新たに国際教育コース、小学校・中学校教育コース(英語・国語専修)を設置し、従来からの小学校教育、幼児教育・保育に加えて、国際教育、中学校教育にも対応した教育内容を充実させています。