武庫川女子大学甲子園会館で七夕にちなんだ見学会を開催しました-大学筝曲部の演奏が見学者を魅了
2019/07/10
武庫川女子大学甲子園会館で、七夕にちなんだ夏のチャリティー特別見学会が7月7日に開催されました。晴天に恵まれ、55人の参加者は、横浜市や名古屋市など西宮市外からの方が6割を超えていました。2グループに分かれた参加者は、それぞれ一級建築士である甲子園会館庶務課職員の案内で約90分間にわたって会館の内外を見学。丁寧でとても分かりやすい説明だったと好評でした。
見学の後は、西ホール(甲子園ホテル時代の大宴会場)で松花堂弁当の夕食。食後のティータイムには、武庫川女子大学筝曲部の本間里歩さん(日本語日本文学科3年)、福重友萌さん(同3年)、奥野帆乃香さん(同3年)、松下美由紀さん(教育学科2年)、山本雅さん(食物栄養学科1年)、反田結香子さん(英語文化学科1年)、加古美透さん(短大心理・人間関係学科1年)による演奏を楽しみました。曲目は、「三段の調」(さんだんのしらべ)と十七弦の箏を加えた勇壮な「龍言」(りゅうごん)の二曲。「演奏会があれば行きたい」という人もいて、盛大な拍手がホール内に響きました。
演奏が終わると参加者は、それぞれ願い事を記した短冊を2本の笹にくくりつけ、成就するよう祈りました。
最後は南庭園の散策です。庭園には、職員が手作りしたペットボトルのランタン180個が置かれています。日没を過ぎ、漸く暗くなり始めた庭園にランタンの淡い光は幻想的な光景を演出しました。
チャリティー見学料1人200円は、全額、西宮市奨学基金に寄附しました。同基金は、経済的理由により修学困難な高校生・大学生に学資を支給することで、有為な人材を育成することを目的にしたものです。この見学会は平成28年以来続いています。なお昨年は大雨のため中止となっています。