英語文化学科 英語特別クラスの学生ペアが「全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」で「トップ50賞」に選ばれました。
2019/12/03
「第8回 全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」(神田外語グループ・読売新聞社主催、文部科学省・外務省・米国大使館ほか後援)の第2次予選会が11月30日に神田外語学院(東京)で開催され、本学英語文化学科 英語特別クラス(ACE)の山田佑菜さん(4年)=写真右側=と田所穂香さん(3年)=写真左側=が、全国からエントリーした学生799名の中から「トップ50賞」に選ばれました。同大会は、3つのテーマの中から1つを選び、個人またはグループによる10分間の英語プレゼンテーションと英語による質疑応答が審査されるもので、本学からは2年前の第6回大会に続く、2年ぶり2度目の「トップ50賞」獲得となります。
「食品ロスの削減」をプレゼンのテーマに選択した山田さんと田所さんは、「Steam Veggie Method」と名付けた独自の高圧蒸気調理法を実用化できれば、「飲食業界における野菜の食べ残し削減」と「規格外野菜の廃棄量削減」が同時に達成できることを実証的に発表しました。ふたりは、「コンテストの挑戦は初めてでしたが、農場へのフィールドリサーチや蒸し野菜の実験を繰り返すことで、社会問題の本質を見極めることの大切さを学びました。特に、アイデアがどんどん形になっていく過程が楽しかったです。これからもさらに研鑽を続けます」と話しています。
ふたりの指導にあたった英語文化学科の清水利宏准教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)は、「印象に残るプレゼンのポイントは、まずシンプルであること、そして問題解決の可能性が目に見えることです。ふたりは現地調査や実証実験の手間を惜しまず、そのプロセスを楽しんでいました。そうした二人の真摯な姿勢が、本番でのプレゼンに説得力を与えたのでしょう」と語ります。