日本語日本文学科の学生約30人が22か国・22人の外交官・公務員と日本語による多文化交流活動を行いました。
2020/01/20
日本語日本文学科主催「日本語交流会・外交官公務員を迎えて」が1月11日、本学 文学2号館51教室にて開催されました。
ゲストの外交官・公務員は、外務省が行っている「※外交官・公務員日本語研修」の研修生で2019年9月に来日。日本語日本文学科と協定を結んでいる国際交流基金、関西国際センター(大阪府泉南郡田尻町)で日本語研修を受けている方々で、多文化交流活動は今年で5年目になります。参加学生は「異文化間コミュニケーション」(上田和子教授)「日本語教材研究Ⅰ」(野畑理佳准教授)を履修している日本語日本文学科の1年生~3年生を中心に、本学留学生数名も加わった約30人でした。
全体の進行役は上田ゼミ3年生が行い、自己紹介等の会話セッション、コミュニケーション・ゲームと活動を行ううちに会場は打ち解けた雰囲気になりました。
お正月のあそび(すごろく、福笑い、けん玉、書き初め)をグループに分かれて体験し、最後に全員参加型のコミュニケーション・ゲームを行い、笑いと熱気に包まれた2時間でした。
最後にゲストを代表してカンボジア外交官のリンナーさんが、日本語を交えて感謝のスピーチをしてくださいました。「自分が大学生の時はこういう機会がなかったので、武庫川女子大学の皆さんはぜひこれからも多くの多文化経験をしていってほしい」と、学生を励ましてくださいました。
参加した学生は、「多文化の理解や、言葉とコミュニケーションなど様々なことを考える機会になりました」と話しています。
※主にODA対象国の外交官や公務員を日本に招へいし,約8ヶ月間,日本語・日本文化等の研修を行う事業。研修者は,対日業務に就いているかもしくは就くことが予定されている人が対象。研修を通じ,参加者が日本事情に通じた日本専門家,また日本の良きパートナーとなることが期待されており,既に,多くの修了生が駐日公館や本国の対日部署で活躍している。(外務省HPより)
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