本学OGで教育学科非常勤講師の田中一花さんが「大阪国際音楽コンクール」ピアノコンチェルトで一位になり、兵庫県知事賞を受賞しました!
2007/11/27
本学の卒業生で教育学科非常勤講師を務める田中一花(いつか)さん=写真右=が、10月に茨木市クリエイトセンターホールで行わた「第8回大阪国際音楽コンクール」(主催:大阪国際音楽振興会)グランドファイナルのピアノコンチェルトオーディションで一位になり、特別賞として兵庫県知事賞を受賞しました。
同コンクールは世界で活躍している若手を多数輩出したコンクールで、今年も国内外から1800人もの応募がありました。田中さんは、今年新設されたコンチェルトオーディションに出場し、見事1位に選ばれました。来年は受賞者のみによって行われる「グランドファイナル=ガラコンサート」に出場する予定です。
田中さんは3歳からピアノを始め、本学附属中学校・高等学校、大学音楽学部、音楽専攻科と進学。2004年に専攻科を優秀な成績で修了し、その後は音楽学部で助手を務めるなどして演奏活動を続けてきました。現在は教育学科非常勤講師として「教科器楽」の授業を担当し、教員を目指す学生たちにピアノを教え、附属中学・高校の音楽教室講師としても後輩たちを指導しています。
田中さんは「今回の受賞は諦めずに、コツコツと練習を続けてきた成果だと思います。先生を目指す学生も、音楽に取り組む中高生も、目標を持って粘り強くがんばってください。今後も、私も教え子たちも、“練習あるのみ”ですね」と笑顔で語っています。