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「甲子園会館」(旧甲子園ホテル)が、近代日本の国際化に貢献した観光産業の歩みを物語る「近代化産業遺産」に経済産業省から認定されました。

2007/12/04

 上甲子園キャンパス「甲子園会館」=写真左=が11月30日、経済産業省から「近代化産業遺産」に認定されました。甲子園会館は「外貨獲得と近代日本の国際化に貢献した観光産業草創期の歩みを物語る近代化産業遺産群」の一つとして認定を受けました。
 
 近代化産業遺産は、経済産業省が地域活性化政策の一環として今年から認定を始めたものです。今回は幕末から戦後にかけて日本の産業発展に貢献した歴史的な工場跡や、港湾、鉱山などを575件が認定を受けました。

 甲子園会館は昭和5年に「甲子園ホテル」=写真右はホテル時代の会館=として竣工し、阪神間の高級社交場としてにぎわいました。同40年に武庫川学院の所有となり、現在は主に建築学科のキャンパスとして使われています。今回発表された経済産業省の資料には、「アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライトからその弟子である遠藤新への建築技術の継承と昇華の軌跡を写す『東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル』など、個々に興味深い背景を持つものもある」と記されています。
 
 経済産業省は今後、甲子園会館などの産業遺産を紹介する冊子を全国の自治体へ配布する予定です。甲子園会館は、ますます多くの人に親しまれることになります。

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