「第3回学生のための屋上利用提案競技」で、生活環境学科の学生・村尾直美さんと加藤美歩さんのアイデアが見事、最優秀賞を受賞しました。
2007/12/27
学生を対象にした公開コンペ「学生のための屋上利用提案競技-あなたのアイデアで快適な街づくり-」(主催・特定非営利活動法人「屋上開発研究会」)で、生活環境学科森ゼミの4年生、村尾直美さん=写真左=と加藤美歩さん=写真右=の作品が、応募数約30作品の中から見事、最優秀賞に選ばれ、表彰されました。
今回で3度目の開催となるコンペでは、都市における未利用の空間である「屋上」を、ヒートアイランド緩和のためにどのように活用できるか、また都市を自然再生する景観形成などについてアイデアを募集していました。
村尾さんと加藤さんは、「ヒートアイランド緩和のための空間利用」をテーマに、「都市部の屋上を利用した学校での食育提案」をまとめました。現代の子どもたちが、自分たちの口に入る野菜や果物などがどのように生産されているかを知らない―という現状に着目し、学校の屋上を利用して、子どもたちがそれを知るきっかけを作ろうと呼び掛けています。
12月12日に行われた最終審査では、8人の審査員の前でプレゼンテーションし、都市部に位置する学校の規模や生徒数で、村尾さんと加藤さんの提案するプランがどのように実現できるかを、実在する大阪市内の中学校の検証結果などを含めて説明しました。
村尾さんと加藤さんは「プレゼンテーションで審査員の方々の意見や、ほかの提案者の案を聞くことができ、とても刺激になった」「最終審査の場に立てたことは、学校ではできない貴重な体験でした」と最優秀賞を受賞した喜びを話しました。
最優秀賞受賞作品はこちらをご覧ください。
・作品のコンセプト(PDFファイル)
・学校の屋上を利用した食育提案(PDFファイル)