令和5年度短期大学部の卒業式が行われました。
2024/03/21
武庫川女子大学短期大学部の令和5年度卒業式が21日、公江記念講堂で行われ、7学科の336人が卒業証書を授与されました。
短期大学部は2025年度以降、全学科で募集停止となることが決まっています。心理・人間関係学科、健康・スポーツ学科は2023年度に募集を停止しており、7学科がそろう最後の機会となりました。
瀬口和義学長は式辞で「本学で濃密な2年を過ごしたみなさんは、困難に耐える力、危機を跳ねのける力を身に付けています。恐れることなく、未知なるものに向かっていってください」と激励。「短期大学部は大学に一本化していきますが、10万人を超える短大卒業生のDNAは大学に受け継がれ、学院のさらなる進化に寄与し続けます」と述べました。
卒業生で作る同窓会組織「鳴松会」の永田隆子幹事長は「今日からみなさんが会員となる鳴松会は20万人を超える組織であり、あらゆる分野で活躍する卒業生の英知の宝庫です。会員は国内外の61支部で親睦を深め、母校の発展に貢献しています。毎年5月の鳴松会の日には、ぜひクラスやクラブの友人たちと母校に帰ってきてください」と呼び掛けました。
在学生総代の短大生活造形学科1年 上村梅華さんは「先輩たちは体育祭、文化祭を4年ぶりに完全対面で実施し、より素晴らしい伝統を私たちに引き継いでくれました。これからは私たちが伝統を継承します」と語りました。卒業生総代の短大健康・スポーツ学科 刑部日向さんは「諦めず努力できたのは同じ志を持ち、肩を並べて駆け抜けてくれた仲間がいたから」と言い、「学生時代の出会いは財産です」と力強く語りました。
卒業生たちは式後、それぞれのクラスに分かれてホームルームを開き、学生時代最後の時間をかみしめました。