武庫川女子大学に13学部2372人の新入生が入学。大学生活がスタートしました。

武庫川女子大学令和7年度の入学式が4日、中央キャンパス公江記念講堂で開かれました。健康・スポーツ科学部、生活環境学部、薬学部、経営学部の新入生が緊張した面持ちで式に臨みました。前日挙行の9学部の入学式と合わせ、計2372人の新入生の大学生活がいよいよ始まります。

 

高橋享子学長は、式辞で卒業生であることを明かし、研究職に就いたキャリアについて言及。「専門性を高め、探究するマインドを育んでほしい。産業界、自治体、他大学と連携した学びのほか、皆さんが求めれば大学院での学びという選択肢もある。実りある学生生活を送ってほしい」と語り掛けました。

 

新入生代表として、薬学部1年の原優季さんは「厳しく温かい励ましの言葉をいただき、身も心も引き締まる思いです。教育理念に沿い、諸規則を守り、学問研究、人間形成に励みます」と宣誓。記章受け取りは、薬学部1年の桒田七海さんが担いました。

 

在学生からのメッセージでは、学友会総務委員会副委員長の林夏凜さんが「大学生活では、自分自身に期待して可能性を広げてほしい。困ったときは一人で抱え込まず、クラスメートや先輩、先生といった周囲の人に頼ってください」と呼びかけました。

 

記念講堂を出ると、吹奏楽部が迫力あるアニメソングで新入生を歓迎。耳なじみのある曲に、新入生の表情も緩み、「経営マネジメントを学びたい」「一生の友人を作りたい」といった抱負が聞かれました。

 

式後には、父母等を対象にした教育説明会もあり、武庫川女子大学の人材育成方針「MUKOGAWA COMPASS」への理解を深めていただきました。

本日、4月4日は、二十四節気の「清明」です。新入生すべての未来が、清らかで明るいものでありますよう願っています。