環境共生学部が日本盛を訪れ、「伝統 × 環境配慮」のものづくりを学びました。
2025/12/11
環境共生学科1年生が12月5日 、社会連携プロジェクトⅠの授業で日本盛株式会社(西宮市用海町)を訪問しました。
日本盛は、日本酒づくりの長い伝統を大切にしながら、時代に合わせた工夫を重ねて生産活動を行っている企業です。
学生たちは洗米・蒸米・麹づくり・発酵・上槽・瓶詰めまでの製造工程を順に見学。麹菌や酵母の働き、温度管理や衛生管理の大切さなど、日本酒の品質を支える要点について説明を受けました。
また、排水処理や資源循環といった環境への配慮に加え、製造過程で生じる「米ぬか」を活用した化粧品開発の経緯についても話を聞くことができ、食品副産物を有効活用する取り組みから企業の創意工夫を学びました。
見学中、学生や教員からの質問に対し、担当者から丁寧な説明がありました。
特に酵母や麹菌の培養や特許についてなど専門的な質問もあり、普段の学びの成果が目に見える訪問になりました。
環境共生学科では「今回の訪問を通じて、伝統と工夫が息づく日本酒製造の現場を体感するとともに、環境への配慮や社会とのつながりを重視した企業姿勢について多くの学びを得ることが出来た」として、今後の社会連携プロジェクトにつながる課題発見に期待を寄せています。









