イースタン・ワシントン大学から中等英語教育担当ディレクターのショーン・アグリス教授が来日し、講義しました。
2026/06/08
本学協定校イースタン・ワシントン大学から中等英語教育担当ディレクターのショーン・アグリス教授が来日。5月21日、英語グローバル学科4年の学生を対象に教育における文化と社会的公正についての講義がありました。アグリス教授は、個人の体験は人種や民族性、性別、ジェンダー、社会的地位などで形成されるとし、教室という空間において、教師は学生に対して力がある立場であることを意識することや、学生個人の文化的背景を理解しておく必要性を説きました。
講義は、アグリス教授の問いかけで進み、「教室で使われる文化的な要素って何だろう?」という問いに対し、学生が「食べ物」や「音楽」と回答。アグリス教授は「どちらも世界中の人に共通する大切なもの」と応じました。また、「教室で不公平を感じた時の体験を共有しよう」というワークでは、学生から「教師が特定の生徒をえこひいきした時」という答えがあり、アグリス教授は「教室では、すべての生徒が快適に過ごせることが大切だ」と教えました。
授業の最後にはアグリス教授への質疑応答がありました。学生から「なぜ先生になろうと思ったのですか」という質問に対し、教授は「ほかの仕事もしたが、人と接することが好きで、先生に向いているのではと感じた。今も学生から学び続ける毎日だし、決定を続ける毎日だ」と振り返りました。講義に出席した学生は「塾講師のアルバイトをしているので、学ぶ点が多かったです。教育学からの視点が新鮮でした」と感想を話しました。教授は、講義後「学生は思慮深く、優れた先生になれる素養がある」と評しました。
翌22日には、アグリス教授による「公教育における英語学習」をテーマにした講義がメディアホールで開かれました。イースタン・ワシントン大学のある米国ワシントン州スポケーン市は、全米に16あるWorld Relief Cityのひとつで、積極的な難民支援を行っています。アグリス教授は難民支援の重要なポイントである英語教育の必要性について現状と将来的な展望を語りました。講演後は積極的な質問が相次ぎ、充実した講義となりました。










