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薬学部の阪中助手が、将来性のある若手研究者として日本薬学会近畿支部から表彰されました。

2009/02/05

 薬学部免疫生物学研究室助手の阪中麻利子さん=写真=が10月25日、神戸薬科大学で開かれた「第58回日本薬学会近畿支部総会・大会」で研究成果を発表し、生物系部門の2008年度支部奨励賞を受賞しました。同賞の表彰式は1月9日に行われ、阪中助手に賞状、楯、副賞が贈られました。今年10月に開催される第59回同大会で受賞記念講演を行います。

 「日本薬学会近畿支部奨励賞」は、若手会員の学術活動の向上のために、40歳未満の優秀な将来性のある研究者としての名誉を表彰する賞です。今回、阪中さんが受賞した研究テーマは「PGE2受容体サブタイプEP3を介したマウスマスト細胞のマトリックスへの接着機構」。組織炎症疾患の治療につなげることを目的に、免疫応答に重要な役割を果たすマスト細胞が、炎症組織に集積するメカニズムを解析する研究です。阪中助手は、本学薬学部の田中智之准教授、市川厚学部長、京都大学薬学部の杉本幸彦准教授の指導の下、約3年かけて研究を進めてきました。

 阪中助手は本学附属中学・高校を卒業後、薬学部に入学。大学院薬学研究科修士課程を経て、助手として研究に励んでいます。今回の受賞を受けて「高い評価をいただき、とても嬉しく思っております。栄誉に恥じない様、さらに努力を重ねていきたいと思います」と話しています。

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