図書館に並ぶ本を選ぶ「選書ツアー」が大阪の書店で行われ、学生15人が読みたい本、読んでもらいたい本など約500点を選びました。

　図書館に並べる本やDVDを選ぶ「学生選書ツアー」が8月5日午前、大阪・梅田の紀伊国屋書店で行われ、学生15人が参加、読みたい本や読んでもらいたい本を選びました。この企画は学生の保護者で組織する教育後援会の補助を受け、昨年から実施されています。

　書店担当者から説明を受けた学生たちは一斉に店内に散らばり、論文やレポート執筆の際に参考になりそうな本や他の学生にもぜひ読んでもらいたいと思う本を中心に、図書と視聴覚資料約500点を選びました=写真=。選ばれた図書や資料は10月ごろから、学生たちの推薦コメントを添えて図書館に並べられます。

　参加した薬学部の学生は「図書館薬学分館は薬学関連の専門書が多いですが、これからも薬剤師は幅広い視野が必要だと思い、いろいろなジャンルの本を選びました」と話していました。