病を克服した日本語日本文学科の管宗次教授が、福井放送の人気ラジオ番組に出演し、「龍馬と手紙」について講義しました。
2010/08/01
病を克服した日本語日本文学科の管宗次教授が福井放送の人気ラジオ番組「いきいき長寿セミナー」に出演し、「龍馬と手紙」について解説しました。番組は8月1日6時30分から25分間で、管先生の講義は約25分間にわたって放送されました。
※福井放送 福井地区は864kHz、敦賀・小浜地区は1557kHz
録音は7月22日、中央キャンパスで行われました=写真左が管先生=。管先生は、龍馬が残した約140通の手紙をもとに、龍馬の人間像を浮かび上がらせました。有名な「日本を今一度、洗濯いたし申し候」の文章は、故郷・土佐にいるお姉さんに宛てた、私的なくだけた手紙の一節だったことをあかし、「何でも言うことを聞いてくれるお姉さんだから、のびのびと書けた、何かがあったのではないでしょうか」などと解説しました。
管先生は2年前に脳梗塞で倒れ、話すのは不自由な状態が続きました。その後、熱心にリハビリテーションに取り組んだ結果、以前と同じように流暢に話せるまでに回復しました。