神戸・阪神間の地域に関する研究成果の発表会で、生活環境学科の学生が金賞と銅賞に輝きました。
2010/11/05
大学生と高校生が、神戸・阪神間地域について学んだ成果を発表する「第2回神戸・阪神間地域学研究発表会」(NPO法人神戸外国人居留地研究会主催)が10月30日に甲南大学岡本キャンパスで開催され、生活環境学科・三宅正弘准教授ゼミの4年生・尾崎梨紗さんの発表「初期郊外住宅における養蜂に関する研究」が金賞を受賞=写真右=しました。同ゼミの鳴尾苺研究会=写真左=の発表「鳴尾苺で地域の会話づくり」も銅賞を受賞しました。
この発表会には、本学のほかに、神戸大学や甲南大学など4大学が参加し、日ごろの研究の成果を20分の制限時間内に発表しました。
尾崎さんは、明治~大正期の小説家・詩人である「岩野泡鳴(いわの・ほうめい)」の日記の内容を手がかりに、当時の大阪・池田市で行われていた養蜂について研究した成果を発表しました。生活環境学科の学生有志による鳴尾苺研究会は、鳴尾地区のかつての名産品「鳴尾苺」の復活プロジェクトについて発表。2008年から始めたイチゴの栽培が、地域に根付いてきた様子を紹介しました。
発表の後、5人の審査員による審査が行われ、尾崎さんと鳴尾苺研究会が優秀と認められました。