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アートの力で地域を活性化―。教育学科の藤井准教授が総合ディレクターを務める芸術祭「西宮船坂ビエンナーレ」が開催。学生もボランティア参加。

2010/11/17

 文学部教育学科の藤井達矢准教授(美術研究室)が総合ディレクターを務める現代アートの祭典「西宮船坂ビエンナーレ2010」が10月10日から11月14日まで、西宮市山口町船坂地域=写真右=で開催されました。「つながる」というテーマの下、国内外の現代美術家33組の作品が古民家や棚田などに展示されました=写真左=。会期中はシンポジウムやワークショップなどのイベントも行われ、約2万人が来場。人口わずか550人の船坂地区は連日、大勢の人でにぎわいました。

 会場では、本学の学生ボランティアがアーティストの制作補助・会場設営・会場当番・受付当番・ガイド役などで運営をサポート=写真中の右端が、来場者に作品を解説するボランティアリーダーの岩澤豊子さん(教育学科3年生、藤井ゼミ)=。教育学科以外のさまざまな学科の学生も、藤井准教授の呼びかけに応えて参加しました。

 2007年から2008年にかけて本学の在外研修制度でドイツに留学していた藤井准教授は、ヨーロッパ各地で街をあげて芸術祭を開催している様子を見て、大きな感銘を受けました。帰国した藤井准教授は、自分の故郷の近くにあり、過疎などの問題に悩む船坂地区を盛り上げようと、地域住民と協力して、このイベントを企画・開催しました。藤井准教授は「このビエンナーレをきっかけに、アートを楽しむ土壌が地域に根付けばうれしいです。そして、それが地域の活性化につながればいいですね」と話しています。

 次回の「西宮船坂ビエンナーレ」は2年後の2012年に開催される予定です。詳しい様子は公式サイトをご覧ください。

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