学生ボランティア80人が工事用壁に巨大壁画を描いています。地元・鳴尾の風物を盛り込んだ明るく楽しい絵です。
2010/11/22
本学の最寄り駅である阪神電車「鳴尾駅」周辺で行われている鉄道高架化事業の工事用壁に、本学の学生ボランティア約80人が協力して壁画を描いています=写真中=。教育学科・藤井達矢准教授、生活環境学科・森幹雄教授、情報メディア学科・肥後有紀子講師のゼミ生が中心となって9月からペイント作業が始まり、11月中旬で6割方が出来上がりました。
この壁は、鳴尾駅の北西にあり、大きさは高さ約3m×幅約100m=写真左=。壁画には、明るい未来に向けて線路が続いていく基本フォルムに沿って、鳴尾の一本松や祭り、運動会などの様子をモチーフとして配置しています。絵柄と色調は通行する人々が、歩みを進めるほどに楽しく元気になれるような明るいものにしました。壁画の原画作成にあたっては、地元・里中町自治会の方々から要望を聞いたり、地域の歴史や祭りのことなどを調べたりして情報を集めました。
学生たちは、毎週シフトを決めて、月曜から土曜の1~4限に作業をしています。制作作業中の学生には地域住民や通行人の方々から「頑張って! 完成を楽しみにしてるで!」と励ましの声が掛かり、学生たちは張り切って刷毛を握っています=写真右=。