畑儀文・音楽学部教授が瀬戸内海の離島4島の小中学生12人を招き、「島の音楽会」を2月26日に西宮で開催、合唱できる喜びを歌い上げます。
2011/01/26
日本を代表するテノール歌手の一人である畑儀文・本学音楽学部教授が、瀬戸内海の離島4島の小・中学生12人を中心とした『島の音楽会スペシャルコンサート~うた★島めぐり』を2月26日(土)に兵庫県西宮市で開催します。学校に1~数人しかいない離島の子どもたちは合唱の経験がないことから、畑教授が島をめぐり個別に歌を指導、その集大成として西宮市に招待し、みんなで歌う楽しさを体感してもらうことにしました。
※別紙パンフレットには「離島5島の小中学生16人」と記していますが、「4島12人」に変更になりました。
畑教授は「離島の子どもたちにも合唱の楽しさを伝えたい」と、10年前から過疎の離島にある小学校・中学校を訪問、歌の指導をし、2009年と2010年に備前市の大多府島に、離島の小中学生を招いて「島の音楽会」を開催しました。
プログラム
今回のテーマソングは「椰子の実」。第一部は、参加する学校がそれぞれの島を紹介した後、「椰子の実」の作曲者の故・大中寅二氏が所有していた足踏みオルガンを演奏。テノール歌手の李広宏氏が中国語で「椰子の実」を歌います。第二部は、編曲「椰子の実」を、子どもたちや畑教授、モザールマンドリンオーケストラなどがリレーのように歌ったり演奏したりし、最後は参加者全員で歌い上げます。
小さな島と小さな歌に込められた大きなメッセージ
畑教授は「凝縮された世界を持つ小さな島と小さな歌に込められた大きなメッセージを、島の子どもたちの歌声の中に感じていただきたい」と話しています。コンサートの収益金は全て、子どもたちの交通費・宿泊費などに充てられます。
『うた★島めぐり~島の音楽会スペシャルコンサート』
日 時 : 2011年2月26日(土) 13時30分開演 (12時45分開場)
会 場 : 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール(西宮市高松町2-22)
入場料金 : 大人2,000円、中高生1,000円、小学生以下無料(要整理券)
【出演】 山口県岩国市立柱島中学校、岡山県玉野市立胸上小学校石島分校
愛媛県松山市立興居島小学校釣島分校、香川県丸亀市立小手島小学校
指揮&テノール:畑儀文 テノール:李広宏 足踏みオルガン:大森幹子 ハープ:春木浩子
打楽器:安永早絵子 ピアノ:城村奈都子 モザールマンドリンオーケストラ
【お問い合わせとチケット予約先】
「島の音楽会」実行委員会事務局 TEL&FAX.06-6373-6057
兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス TEL.0798-68-0255