生活環境・生活造形学科の学科展が2月17日から大阪・梅田の阪急三番街で始まりました。学生が立ち上げたブランド「multi」のコレクションも展示。
2011/02/17
大学生活環境学科と短期大学部生活造形学科の学科展が2月17日から大阪・梅田の阪急三番街北館地下2階「催し広場」で始まりました=写真右=。21日まで開催されます。
学科展2007年度から始まり、今年で4回目。卒業制作の衣装、寝具、絵本、住宅の模型、街づくりの提案など89点の作品が展示されています。インテリア、アパレル、建築、生活用品など私たちを取り巻く生活環境を総合的に学ぶ学科ならではの、バラエティーに富んだ展示になっています。
学生が立ち上げたブランドのコレクションも
生活環境学科4年の岡祥子さん、権藤知子さん、堂本綾乃さん、濱田麻美さんは自分たちのブランド「multi(マルチ)」を立ち上げ、オリジナリティー豊かな衣服を制作して、展示しました。『架ける』という意味のブランド名には『たくさんの人が加わって作られる衣服は、着る人、見る人ら人と人との架け橋になる』という思いを込めました。
ブランドのコンセプトは「服作りの原点に立ち返り、衣服を身に着けることで日常が特別な日になるようなメッセージ性の強い衣服」を提案すること。キーカラーは、希望の光を表すマルチイエローです。ファッションリーダーが着るのにふさわしい、おしゃれなスリーピースなど5点が展示され、同学科の横川公子学科長は「このまま商品になるような、とてもレベルの高い作品です」と感心していました=写真左=。
初日17日には買い物客らが来場し、学生の力作を興味深そうに見ていました。