教育学科の学生らが、特別学期の授業で、イギリスの研究者と小学校教育やチャイルド・ケアについて英語で意見交換しました。
2011/02/21
特別学期の学科プログラムの一つで、教育学科の山崎洋子教授が担当する授業「イギリスの小学校教育―イギリスの小学校教育におけるカリキュラム・ポリティクス―」が2月21日午前に開講され、講師として招かれたケンブリッジ大学、ロンドン大学客員研究員で教育史学者のピーター・カニンガム博士=写真右=と学生約20人が意見交換しました。
カニンガム博士は、イギリスの初等教育をテーマに、過去20年間のイギリスの教育政策と教育実践などを、カリキュラム、教師、学校運営の三つの分野から説明。英語で進められるセッションに学生らも真剣に耳を傾けました。各セッション終了後には意見交換の時間が設けられ、学生らは日本の初等教育との違いや政府が進める教育政策について、英語で自分の意見を述べたり、カニンガム博士に意見を聞いたりしました=写真左=。
午後からは、元英国エセックス州児童・家族福祉局局長のケリー・バネット博士が「イギリスのチャイルドケア~イギリスにおけるチャイルド・ケア・センターの仕事と課題」の授業で、イギリス政府が、子どもたちの生活の向上のために、1997年から現在までに行ってきた政策を紹介しました。
授業で使用された、両博士のレジュメは、山崎教授のゼミ生10人が翻訳しました。