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動画ニュースと学長式辞の全文を掲載! 2010年度卒業式が行われ、2750人が本学を卒業。式に先立ち、震災の犠牲者に黙とうを捧げました。

2011/03/23

 武庫川女子大学と武庫川女子大学短期大学部の2010年度卒業式が3月20・21日、公江記念講堂で行われました=写真左=。短期大学部7学科940人と大学4学部1810人の合わせて2750人が糸魚川直祐学長から卒業証書・学位記を受け取りました=写真中=。両日とも、式が始まる前に、学生で組織する「学友会」の総務委員が、募金箱を持って正門と西門に立ち、東北地方太平洋沖地震義援金への協力を呼びかけました=写真右=。
 大学院と専攻科の学位記・修了証書授与式は20日午後にメディアホールで挙行され、98人が糸魚川学長から学位・修了証書を授与されました
 ※卒業式の映像を3月22日、本ホームページの動画ニュースに掲載しました。また、3月23日、学長の式辞の全文を掲載しました。こちらからご覧ください。

 開式に先立ち、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の犠牲者に黙とうが捧げられました。糸魚川学長は式辞で「お亡くなりになった方々につつしんで哀悼の意を申し述べます。また被災された方に心からお見舞い申し上げます」と、本学を代表して弔意とお見舞いの気持ちを表しました。続けて、16年前の阪神大震災で、本学の学生だった村田恵子さん、岩間知子さん、泉加奈子さんの3人が亡くなったことついて話しました。今年1月に中央図書館に3人の名前が記された震災特別コーナーができたことを紹介し、「3人の尊い若い命は、震災によって奪われましたが、3人は今も、在学生、卒業生、教職員、保護者そして学外の多くの人々の心の中に生き続け、本学の教育に生かされています」と語りかけました。最後に「学生時代は終わりますが、いつまでもいつまでも、青春の輝きの中にあってください。世界に羽ばたいてご活躍ください」と卒業生にエールを送りました。

 20日午前に行われた短期大学部の式では、青木理紗さん(英語コミュニケーション学科1年)が送辞を述べ、卒業生を代表して里村菜々美さん(幼児教育学科2年)は「今回の大震災のような出来事が起こった時に、人として女性として、どう考え、どう行動するかが私たちに問われてます。武庫川女子大学で学んだ『人としての礎』を心の支えにし、一歩一歩進んでいきたいと思います」と力強く答辞を述べました。21日午前の文学部の式では上嶋彩さん(日本語日本文学科3年)が送辞を、岸本景子さん(英語文化学科4年)が答辞を述べました。21日午後の生活環境・音楽・薬学部の式では、鈴尾純子さん(健康生命薬科学科3年)が送辞を、中井晴香さん(情報メディア学科4年)が、答辞を述べました。

 式の後、バトン・チアリーディング部員が講堂から出てくる卒業生向かって「皆さん、卒業おめでとう!」という掛け声とともにチアダンスを披露。卒業生らは同級生やクラブの後輩らと写真を撮り合い、名残を惜しんでいました。

 食物栄養・食生活両学科の成績優秀者として、以下の4人がそれぞれ表彰されました。
【全国栄養士養成施設協会会長表彰】金永瑛子さん(食物栄養学科4年)、藤井晴奈さん(食生活学科2年)
【日本フードスペシャリスト協会会長表彰】前田千裕さん(食物栄養学科4年)、林千里さん(食生活学科2年)

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