今年度の「戦略的大学連携支援事業」教育プログラムの修了証書授与式が行われ、本学の学生ら66人に修了証書が贈られました。
2011/03/25
本学が代表校となって、関西の特色ある5大学が連携して高度な人材育成のためのプログラムを開発する「戦略的大学連携支援事業 広域大学連携による『臨床医工学・情報学』高度人材育成システムの構築」で、平成22年度に実施してきた4つの教育プログラムが終了し、3月25日、本学で受講学生に修了証書が手渡されました=写真左=。修了証書を受け取ったのは、5大学の学生66人で、うち27人は本学の学生でした。
式に先立ち、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の犠牲者に黙とうが捧げられました。開式にあたり、事業推進責任者を務める福尾恵介・食物栄養学科教授は「この事業の教育プログラムは、各大学で開講されているものではなく、皆さんのために設けられた授業です。ここで学んだことを誇りに思い、生かし、活躍してください」とあいさつしました=写真中=。
式辞では、本学の糸魚川直祐・学長が「修了おめでとうございます。5大学の先生、職員、学生が力を合わせて、お互い高め合ってきた、このようなプログラムが開講されているのは画期的なことだと思います。この場で学び、研鑽を積んだことは、今後役立つでしょう。合理的・科学的に事象を見極め、考え、他人の意見も聞いて頑張ってください」と修了生を励ましました=写真右=。また、大阪薬科大学の千熊正彦・学長も式辞を述べました。
教育プログラムの講座は「リベラルアーツ教育プログラム」「社会教育プログラム」「プレプロフェッショナル教育プログラム」「理系女性人材育成プログラム」の4分野にわたって、土曜日、日曜日、夏休みに開講されました。1講座あたり15コマ以上の講義や実習が行われ、5大学の教員だけでなく、他大学の教員や企業、官公庁の方も講師を務めています。