キャリア・就職活動をテーマ活動する「スチューデント・キャリア・サポーター」の学生が、活動発表会を開催しました。
2011/06/02
キャリアセンターと連携し、キャリア・就職活動をテーマにさまざまな活動を展開している「スチューデント・キャリア・サポーター(S.C.S.)」の12人が6月2日午後、MM505教室で活動発表会を開催しました。学生や教職員約40人が、S.C.Sが2010年度に開催した企業見学やガイダンスの活動報告に熱心に耳を傾けました。
スチューデント・キャリア・サポーター活動は2005年度から始まり、本年度は約70人がメンバーとして活動しています。「企業見学ツアー」や「内定者のホンネ会」といったワークショップの企画・運営や、キャリアセンターが主催する就職ガイダンスや学内企業セミナーなどのイベントをサポートする活動をしています。
報告会の冒頭で挨拶した糸魚川直祐学長は「ますます厳しくなる就職活動ですが、学生が学生の就職活動を支援するこのスチューデント・キャリア・サポーターの力は本当に大きいと思います」と、S.C.S.の重要性を強調しました=写真右=。その後、企業見学を実施したグループと、学生向けガイダンスを実施したグループに分かれて、活動内容を発表しました=写真左=。
S.C.S.では2010年度に株式会社ベネッセコーポレーションとカネテツデリカフーズ株式会社、エム・シーシー食品株式会社の3社を訪問。人事担当者をはじめとする社員に質問したり、施設を見学したりするなどして、企業研究をしました。「仕事をするには幅広い知識が必要だとわかった」「社会に出ても日々努力することが必要だと感じた」などといった企業見学に参加した学生たちの感想を紹介しました。
リーダーの宮沢佳子さん(情報メディア学科3年)は「今後も、ホームページの開設やビジネスマナーについてまとめた冊子の発行を予定しています。『学生の学生による学生のためのキャリア支援』をテーマに、今後もさまざまな活動をしていきます」と意気込みを話していました。