教育懇談会が開催され、保護者が就職をテーマにした講演に耳を傾けました。昨年の約3倍の保護者が参加されました。
2011/09/24
大学と保護者が意見を交換する「地域別教育懇談会」が9月24日に本学で開かれました=写真右=。今年は内容を就職に特化したプログラムに大幅変更、午前中に公江記念講堂で行われた全体会には昨年の3倍の約1100人の保護者が出席しました。
この懇談会は保護者から構成される「教育後援会」が主催し、毎年8月から9月に大学本部をはじめとする全国4会場で開催されています。
全体会の冒頭で、岩尾勤・教育後援会長は「今年は就職講演をプログラムに組み込みました。就職活動で悩んでいる保護者・学生の皆さんにも参考になる内容になっています」とあいさつ。大坪明キャリアセンター長は、就職・求人状況や就活生の保護者の心構えなどついて説明しました。
キャリアコンサルタントの石田秀朗氏は「正社員になれない学生の誤解だらけの就活」と題して講演しました=写真左=。石田氏は「調べる癖をつけるように指導してください。そこから興味関心が広がり、それが就職面接でも大きな強みとなります」と保護者に向けてアドバイス。続いて、大手ゼネコンと鉄道会社に就職した学生2人が就職活動の体験談を話し、保護者はメモをとるなどしながら真剣な表情で聞き入っていました。
午後からは学科ごとに分かれての説明会や、教員と保護者の個別懇談が行われ、合計約1300人の保護者が出席しました。食堂には就職や留学、奨学金などの相談コーナーが設けられ、糸魚川直祐学長も食堂入り口の「学長懇談コーナー」で待機。訪れた保護者一人ひとりと懇談していました=写真中の左が糸魚川学長=。
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今年度の地域別教育懇談会は、以下の日程で開催されました。たくさんのご参加ありがとうございました。
<金沢会場> 8月20日 ANAクラウンプラザホテル金沢
<広島会場> 8月27日 リーガロイヤルホテル広島
<高松会場> 9月3日 全日空ホテルクレメント高松※台風接近のため中止
<大学本部会場> 9月24日 武庫川女子大学中央キャンパス