食物栄養学科主催の講演会が開催され、米国ワシントン州立大学のマディー・ホートン講師がアメリカの栄養士について語りました。
2011/09/29
食物栄養学科主催の講演会が9月28日、生活環境2号館で開催され、米国ワシントン州立大学のマディー・ホートン講師が「アメリカにおける栄養士の歴史と現在の地位」と題して講演しました=写真右=。
ホートン講師は、夏に本学アメリカ分校で行われる食物栄養学科の研修「国際栄養学演習」で、講義や病院見学のプログラムを担当しています。この研修は食物栄養学科2年生と4年生の希望者を対象に毎年8月に実施され、学生は現地の病院や施設で働く管理栄養士の仕事を見学したり、近隣の大学で栄養学を学ぶ学生と討論したり、交流を深めたりしています。
アメリカで広がる管理栄養士の活躍の舞台
ホートン講師はアメリカ栄養士協会や栄養士に求められる条件などについて説明し、「アメリカでは在宅医療・スポーツ栄養・栄養支援・法人化された健康事業など、管理栄養士の新しい活躍の舞台が広がりつつあります」と話しました=写真左=。約150人の出席者は真剣に耳を傾けました。最後に質問タイムが設けられ、参加した学生は英語や日本語で積極的に質問していました。