CM作りで官学が連携へ。情報メディア学科の授業で、大阪市水道局「ほんまや」のCMを制作します。
2011/10/26
テレビ広告作品を制作する情報メディア学科の授業で、大阪市水道局が販売する水「ほんまや」(500ml、100円)=写真右=のCMを制作することになりました。CMは同局の協賛を得て制作され、優秀作は大阪市の情報番組やイベント会場のPRブースなどで放映される予定です。「ほんまや」は大阪市の高度浄水処理水を加熱殺菌し、ペットボトルに詰めた商品。2007年3月に発売され、本年5月には国際的な食品品評会「モンドセレクション」で金賞を受賞しています。
この授業は、同学科の赤岡仁之教授、肥後有紀子講師、井上重信非常勤講師が担当する「広告メディア演習」。広告の企画書およびテレビ広告作品を制作する内容で、2年生約140人が受講しています。昨年の同授業で学生が制作した「ほんまや」のCMが大阪市水道局担当者の目に留まり、本年は大阪市水道局が公式にクライアントとなりCMを制作するとなりました。
9月27日午後、大阪市水道局総務部の山元美紗氏、羽藤祐樹氏が授業に参加し「ほんまや」の商品概要やCMでPRしてほしいことなどを、クライアントの立場から学生に説明しました=写真左=。山元氏は「どんな観点でもいいので、”ほんまやらしい”作品を作ってほしいと思います」と話していました。
学生は今後、広告代理店の現役広告プランナーの講師から企画書の書き方などを学び、10月からグループに分かれて制作に取り組みます。中間プレゼンテーションなどを経て、12月20日に作品が完成する予定です。