教育環境が新年度からますます充実! 食物栄養学科の新校舎「栄養科学館」が完成しました。地域高齢者の栄養状態の改善と生きがい高揚を支援する拠点になります。
2011/12/19
食物栄養学科の新校舎「栄養科学館」=写真右=が完成し、12月19日、竣工式が行われました。地域高齢者の栄養状態の改善と生きがい高揚を支援する拠点になります。
今月7日には、関西最大級の心理学研究施設「総合心理科学館」が完成しており、来年度はさらに充実した教育環境の中でスタートします。
栄養科学館は、1階が鳴尾地域の高齢者の栄養状態改善などを目的に研究活動を行っている「高齢者栄養科学研究センター」の拠点に、2階以上が管理栄養士を養成する「食物栄養学科」の調理実習室と教員の研究室になります。1階には、細胞を生かしたまま冷凍することができる「CAS装置」を導入し、高齢者向けの食品加工などの研究を行います。多目的ホールや調理室もあり、高齢者と学生の交流の場としての役割も担います。
19日は、大河原理事長=写真中の右から2人目=、糸魚川学長=同3人目=と学生代表の学友会総務委員長の石山紗也華さん(食物栄養学科2年)=同左端=の3人の手で定礎の除幕が行われた後、竣工式が催されました。式の後、食物学科の堀江登・幹事教授らが建物内を案内=写真左=。階段室を利用したウィンドウチムニー(風の煙突)によって自然に喚起されたり、省エネに配慮してLED照明を採用したりするなど、環境に配慮した設計に、参加者は感心していました。
【建物概要】
住所: 兵庫県西宮市池開町9番12号
設計・施工: 株式会社竹中工務店
階数: 地上4階建て
敷地面積: 約3,639㎡(約1,100坪)
延床面積: 約3,710㎡(約1,122坪)