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生活環境学科4年の天米桃子さんが、230人の学生が応募した近畿最大規模の卒業建築設計展「Diploma×KYOTO’12」で3位に入賞! 「建物の配置のセンスが良い」と高く評価されました。

2012/03/08

 近畿圏の建築系学生による合同卒業設計展覧会「Diploma×KYOTO’12」が2月25日~27日に京都市勧業館「みやこめっせ」で開かれ、生活環境学科生活デザインコース4年の天米(あまめ)桃子さん=写真中=の作品「変化する風景-滞在型テーマパーク-」=写真右=が3位に入賞しました。

 本展覧会は、学生団体「京都建築学生之会」が主宰する近畿圏最大規模の卒業設計展。21回目を迎える今回は、22大学から230人もの学生が出展しました。全体テーマは「建築前線」で、3日間、異なる審査員とテーマで公開講評会を行い、優秀作を選出しました。

故郷活性化の願いを込めて、テーマパークを設計
 天米さんの作品は、宿泊施設を備えた滞在型のテーマパーク。建物の天井をガラス張りにするなどし、自然の移り変わりを感じることができるよう工夫されています。香川県出身の天米さんは卒業設計のテーマとして、2005年から休園中の「四国ニュージーランド村」(香川県仲多度郡)に着目しました。小さい頃からよく訪れたこのテーマパークを復活・再生させたいという思いで、この作品を提案しました。パーク内には、香川県の特産物も体験できる施設もあり、故郷を活性化したいという天米さんの願いが込められています。

「人間と建築の関係の面白い提案」と審査員
 25日の講評会テーマは「建築×建築」で、建築家の青木淳氏、北山恒氏、手塚貴晴氏が学生作品を講評。1次審査により212作品から30作品を選出、2次審査で8作品に絞られました。制作者8人によるプレゼンテーションを経て、天米さんが3位に選ばれました=写真左が表彰式=。「建物の配置のセンスが良い」「模型とスケッチが良くて目に留まった」「自然と人間の関係、人間と建築の関係について面白い提案をしている」と高い評価を得ました。

 卒業後は、香川県の建材メーカーにUターン就職する天米さん。「学生生活の集大成として力を入れた卒業設計が評価され、とれもうれしいです」と喜びを話しています。

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